近鉄を解雇されて、バッテイングセンターで働いていた

　　ところを南海・穴吹監督に見出されて復活。その努力

　　は浪花のファンの共感を呼びました。

　　８７年４月２９日、大阪球場。

　　阪急、近鉄で数々の記録を打ち立てた大選手も巨人

　　では活躍の場を与えられず、年俸１／３という屈辱に

　　耐えてホークス入り。意地で２０００本安打を達成しま

　　した。（８７年５月）投手は阪急の同期生・山田久志

　　だけに感慨もひとしお。バックのスタンドの込み具合が

　　大阪球場らしいです。

　　南海といえばこの人を忘れてはなりません。８６年には

　　打撃を活かすためにサードに転向しましたが、半年で

　　捕手に逆戻り！でも、捕手復帰戦から西武に３連勝し

　　てファンの溜飲を下げてくれました！

　　これまた、味のある日生球場でのショットです。

　　ノンプロから南海入団。２年目に打点王のタイトルを

　　獲りましたが、アキレス腱断裂のためホームラン打者

　　に転向。４０歳でホームラン・打点の２冠王を獲得。

　　８７年６月、大阪球場で代打ホームランの瞬間です。

　　応援合戦も当時はノンビリしたものでした。オッチャン

　　のヤジがグラウンドどころか、相手チームの応援席に

　　届いて、ヤジの返事が来ることもしばしばでした！

　　１９５９年、それまで日本シリーズで何度となく苦汁を

　　飲まされた巨人を破って日本一に輝きました！

　　伝説の「御堂筋パレード」に出発するときの光景です。

　　中沢パリーグ会長（中央）

　　野村克也捕手（手前）

　　若き日の野村（現・阪神監督）。同じく、御堂筋パレード

　　のヒトコマ。時代を感じさせますね。杉浦投手は日本

　　シリーズで全試合に登板して４勝を挙げる大活躍を

　　しました。野村捕手もホームランで援護しました。